話題のビットコインを徹底解説!Tポイントが使えるビットフライヤーのはじめ方

<目次>
・ビットコインとは?
国や中央銀行が発行したお金ではない
責任者(運営組織)がいない
硬貨や紙幣といった「目に見えるお金」がない

・ビットコインの特徴
値動きが激しい
特定の国の政策や情勢に左右されづらい
買い物に使え、送金もできる

・ビットコインが投資先として注目を集める理由
□価格変動が大きく、短期間でひと財産を築く可能性もある(ただし、お金を失う可能性も大きい
□細かい単位で決済ができる
□分散投資の一環
□インフレ対策として注目されている
□米国で話題沸騰中
□将来性があると期待されている

・ビットコインのデメリット
国による価値の保証がない
価格変動が大きく決済手段としては課題もある

・Tポイントでビットコインが買えるビットフライヤーの使い方

ある日、マネ男が会社の同僚の金田と話していると、ビットコインの話題に。ちょっと難しいイメージのあるビットコインについてマネ男は理解しているのでしょうか‥?

金田(かねだ)

実は最近、話題のビットコインを買ってみたんだよね。

マネ男

ニュースとかでもよく話題になっていますね、ビットコイン!でもビットコインってよくわからないんですよね。値動きも激しいみたいだし、目に見える形で存在しないらしいじゃないですか。信用できます?

金田(かねだ)

確かに、ビットコインは紙幣や硬貨みたいに形として存在するわけじゃないけど、スマホ決済やクレジットカードだってデータでやり取りしているわけだし、感覚としては変わらないと思わない?

マネ男

確かに最近じゃ、紙幣や硬貨も使う頻度が減ってきましたしね。でもやっぱりなんか信頼できないですよ。ちゃんと価値があるって言えるんですか?

金田(かねだ)

もちろんだよ!ビットコインは日本円やドルのように政府や中央銀行が管理しているものではないけど、革新的な仕組みから価値があると考えられているんだ。

マネ男

え!?管理者がいないのに信頼できるんですか…?うーん、わからないことが多いけど、これだけ話題になっていると気になるな~。

マネキン

ところで、マネ男は普段からTポイントを貯めてるニャ?ビットフライヤーならビットコインの購入時にそのTポイントを使うことができるニャ!現金で買うのはちょっと抵抗があるかもしれないけど、Tポイントを使って購入するならハードルは低くなるんじゃないかニャ。 このやり方は記事の後半で説明するニャン!

マネ男

そうだね!でもその前にビットコインがやっぱりよくわからないよ~。

マネキン

そんなときに頼りになるのが僕、マネキンだニャ!今日はビットコインについてなんでも答えるニャ!

ビットコインとは通貨のような価値を持ったデジタルデータ

マネ男

早速だけど、ビットコインって何か教えて!

マネキン

ビットコインは、暗号資産(仮想通貨)と呼ばれる、通貨のような価値を持ったデジタルデータのことニャ。暗号資産は、今や8300種類以上もあるといわれていて、この暗号資産の元祖が、ビットコインなんだニャ。
ビットコインをはじめとする暗号資産には、僕たちが普段使う日本円や、海外で使われている米ドル・ユーロなどのお金(法定通貨)にはない特徴があるニャ。

<ビックコインとは?>
国や中央銀行が発行したお金ではない
法定通貨は、各国の政府や中央銀行といった機関が管理し、発行しています。日本円は、日本銀行が発行しています。それに対して、ビットコインには政府や中央銀行のような管理者がいません。

ビットコインはネットワークシステムで管理されている
ビットコインには責任者がいない代わりに、コンピューターのネットワークが管理を行います。このネットワークには、暗号資産のやり取りがすべて記録されていて、誰でも見ることができます。大勢の人たちで監視することで改ざんを防止し、暗号資産の価値を保っています。

マネ男

なるほど!特定の管理者はいないけど、世界中の人が監視・承認しながら成り立っているから、偽造ができない、だから安心というわけだ。

硬貨や紙幣といった「目に見えるお金」がない
暗号資産はお金であることには変わりないのですが、硬貨や紙幣など、目に見えるお金はありません。支払いや送金などはすべて電子的に行われます。

マネ男

お金をデータでやり取りするって電子マネーもそうだよね?電子マネーとはどう違うの?

マネキン

確かに、電子マネーにも硬貨や紙幣はないニャ。でも、電子マネーはその国の法定通貨を電子化したもの。お金を支払うときにはどれも「日本円」として使うニャ。
これに対して暗号資産は、法定通貨とはまったく別の独立した通貨の価値を持ったデジタル資産。たとえば、ビットコインには「BTC」という独自の単位もあるニャ。
それに、電子マネーには発行する会社など、管理する組織があるという点も暗号資産とは異なるニャン。

値動きの激しさもビットコインの特徴

ビットコインの価格は、株などと同じように日々上下しています。これまでも値上がり・値下がりがたびたび話題になってきましたが、2020年後半〜2021年3月にかけては価格が急上昇。その値動きの激しさに注目が集まりました。

金田(かねだ)

僕もビットコインの価格変動がすごく気になる毎日なんだけど、そもそも、なぜ値動きが激しいの?

マネキン

暗号資産の値動きが激しくなる理由は、大きく4つあるニャ。

・特定の国や企業がコントロールしておらず、需給で価格が変動する
・株やFXに比べ、投資家の数が少ない
・値動きに上限が設けられていない

近ごろの値上がりは、大規模な売買を行う米国の上場企業やヘッジファンドといった機関投資家が暗号資産の売買に続々と参入したからです。暗号資産を欲しい人がたくさんいると、需要と供給の関係で値上がりします。

マネ男

そもそもビットコインって何に使えるの?

マネキン

ビットコインは投資目的で利用する方が多いけど、他にも使えるニャ。

<ビットコインの利用先>
買い物に使える
例えば家電量販店のビックカメラやソフマップなどでは、1会計につき30万円相当分までのビットコインを支払いに利用することができます。また、決済大手のペイパルも世界中の加盟店にて仮想通貨で決済できるサービスを展開する予定になっています。

送金できる
ビットコインはデジタルデータですから、他の人に送ることができます。銀行振り込みなどの場合、手続きの日時によっては翌日以降になることもありますが、ビットコインなら24時間いつでも送金できます。

給料として支払われる
海外では、給料を仮想通貨で払えるように給与制度を整えた企業もあります。

マネキン

決済手段としてはビットコインはまだまだ発展途上。送金もビットコインの価格上昇にともなって、手数料が多少割高になってるニャ。だからビットコインは、現状ではまだ投資目的に利用されることが多いニャ。でも、決済手段も増えているように、将来的には日常的に利用されるようになっていく可能性は高いはずニャ!

マネ男

じゃあ、ビットコインって買ったほうがいいの?

マネキン

さっきも言ったように、決済手段として使うために買うのはまだ早いかもしれないニャ。でも、ビットコインをはじめとする暗号資産は、投資としても注目を集めてるニャ。

ビットコインが投資家として注目を集める理由

ビットコインが投資として注目を集めていることは間違いありません。しかし、ハイリターンを狙うためにはハイリスクが伴います。ですから、慎重に検討したうえで購入しましょう。

金田(かねだ)

僕はすでにビットコインを購入しているけどデメリットを改めて確認しておきたいな。

マネキン

もちろん、ビットコインにもデメリットはあるから把握しておくニャ。

ビットコインのデメリット

国による価値の保証がない
たとえば1万円は、国が1万円だと保証し、みんながそれを信用しているからこそ、1万円分の価値を持っているのです。しかし、ビットコインをはじめとする暗号資産には、そうした保証がありません。価値がゼロになる可能性も否定できません。需給の関係で価値が大きく変動します。

価格変動が大きく決済手段としては課題も…
価格変動が大きいと、買い物などに使いにくくなります。
たとえば、100万円分のビットコインで100万円の品物を買ったとします。しかし、購入後のビットコインの価格変動で、ビットコインの価値が50万円になってしまったとしたら、品物を売った人は大損です。価格が安定しないと、買い物には使いにくいでしょう。

マネキン

ビットコインに投資をするときにも、同じことが言えるニャ。短期間で一度に買っちゃうと、価格の変動が激しいので心配になって、ついつい毎日の価格をチェックするかもしれないニャ。これでは、気が気じゃないニャ。
だから、ビットコインに投資するなら、将来的に価値が上がることを期待して少額から、長期で積み立てを行うのがおすすめ。毎月一定金額ずつ、コツコツと積み立てるやり方ニャ。毎月の投資金額は、日常生活に大きく影響しないような額にするニャン!

Tポイントを使えるビットフライヤー

ビットコインは暗号資産の取引所・販売所を介して購入します。マネ男のように日頃からTポイントを貯めていて、これからビットコインを買いたい人におすすめなのが、Tポイントを使ってビットコインを購入できるビットフライヤーです。

マネ男

そうそう、Tポイントで始められるって最初に言ってたけど、ビットフライヤーって何?

マネキン

ビットフライヤーはビットコイン取引量が5年連続で国内No.1(※)の仮想通貨取引所ニャ。ビットコインをはじめとする12種類の暗号資産を100円から購入することができるニャン(2021年3月現在)。

※ Bitcoin 日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における 2016年-2020年の年間出来高(差金決済/先物取引を含む)

ビットフライヤーの魅力は、様々な手数料が無料になっていること。アカウントの作成・維持の手数料だけでなく、販売所でのビットコイン・アルトコイン(ビットコイン以外の暗号資産)の売買手数料も無料。住信SBIネット銀行から入金した場合の振込手数料も無料になっています。

また、安全面にもしっかり配慮。システムにさまざまな暗号を採用し、外部からの攻撃を防ぐとともに、強度の高いパスワード・2段階認証(ログインの時にIDやパスワードを2回入れるしくみ)を採用しています。また、ビットフライヤーはユーザーから預かっている資産をインターネットと完全に切り離されたセキュリティレベルの高いコールドウォレットで100%保管されているから安心です。

金田(かねだ)

他にもビットフライヤーならではのメリットはある?

マネキン

ビットフライヤーではTポイントをビットコインに交換できるニャ(100ポイントから)。さらに、ビットフライヤーのウォレットでビットコイン決済をすると、500 円(税込)ごとに 1ポイントのTポイントを貯めることができるニャン!

マネ男

へー!Tポイントでならトライしやすそうだし、やってみたい!

マネキン

そう言うと思ったニャ。じゃあ実際にビットフライヤーを始めてみるニャン!

実際にビットフライヤーでアカウントを開設してみよう!

マネ男

よし!早速始めてみよう!

マネキン

ビットフライヤーでビットコインの売買を始めるには、ビットフライヤーのアカウントが必要ニャ。ビットフライヤーのアカウントは無料で作成できるから早速作るニャン!

マネ男

これから実際にアカウントを作成するので皆さんにも紹介しますね。

① ビットフライヤーのウェブサイトにアクセスし、メールアドレスを登録します。

② 登録したメールアドレス宛に確認メールが届きました!

マネ男

確認メールに記載されているURLをクリックするか、記載されているキーワードを画面に入力っと。

③ 画面の案内にしたがって、氏名・生年月日・住所など、必要事項を記載

④ すべて入力したら登録完了!

マネ男

あっという間だ!

マネキン

マネキン:ビットコインの取引にはさらに、本人確認の手続きが必要ニャ。本人確認には、運転免許証やマイナンバーカードなど、本人確認の書類が必要になるから、用意のうえ手続きするニャン!
あと忘れてはいけないのがTポイントの利用手続きニャ。

マネ男

「設定」→「パートナーサービス」から行うんだね。
「連携可能なサービス」にある「Tポイント」を選択し、手続きを進めればOK!

金田(かねだ)

利用手続きが完了すれば、Tポイントでビットコインを購入することができるようになるんだね。

マネ男

できた~!Tポイント100ポイントから購入できるから早速買ってみようっと!

金田(かねだ)

これでマネ男もビットコイン仲間だね!

マネ男

はい!これからはビットコインの情報も交換していきましょう。

マネキン

さっきも言った通りビットコインは値動きが激しいから、一気に大量に購入すると気持ちがビットコインに持っていかれるニャ。マネ男は軽い気持ちで大量に買ってしまいそうだからくれぐれも気を付けるニャン!

マネ男

わ、わかってるよ~。

 

頼藤太希(よりふじ・たいき)マネーコンサルタント
(株)Money&You代表取締役。中央大学客員講師。ファイナンシャルプランナー(AFP)。日本証券アナリスト協会検定会員。慶應義塾大学経済学部卒業後、外資系生保にて資産運用リスク管理業務に従事。2015年に(株)Money&Youを創業し、現職。女性向けWEBメディア「FP Cafe」や「Mocha」を運営。著書は『1日5分で、お金持ち』『はじめてのNISA&iDeco』『投資信託 勝ちたいならこの7本!』など多数。twitter→@yorifujitaiki